カントリークラブとゴルフクラブ

私の個人的な認識として、ゴルフ場をメインにしてゴルフ以外の総合型のアクティビティを揃えているのが名実とものカントリークラブで、メンバーの家族はゴルフ以外のスポーツやイベントを楽しめ、充実した施設やクラブライフがあって、クラブでは地域社会への貢献を常に考え、メンバーは伝統の継承を担い大切にしているように思います。

また、クラブは会員同士が交流できるイベントなど価値観を共有するメンバーで構成されており、メンバーのファミリーもクラブの運営に参画する事ができ、「ウェルカム」されています。

日本のゴルフクラブの場合は、ごく一部の格式の高い古いコースを除いては、ゴルフプレーを中心にする施設の利用がおもで、先のカントリークラブと呼ばれる運営をしている組織は欧米に比べるとほとんど無いようです。

これは、日本の場合はエリートやエスタブリッシュメントと呼ばれる選ばれた一部の人達を社会が受け入れる土壌がほとんど無く、そういう社会が育たなかった為ではないでしょうか。

日本ではエリートが先導する社会システムより、全体が平均。均等を優先する風土が有ります。
日本のカントリークラブがどんなものか、現在のゴルフクラブがその核になり得るのか、会員権が将来は名実ともの選ばれた人達の為のクラブのパスポートとしての価値を創造できるのかは、とても重要な事なのではないだろうかと思っています。

by 万次郎

掲載日時:2016年5月11日

新人達へのエール

今年入社した新入社員が、新人研修を一通り終えて、会社やお店の第一線の現場に出る時期になってきました。

お店や会社に行くと、入社したてのホヤホヤの新人達が、顔を真っ赤にしながら一生懸命頑張っている姿を見ると、心から応援したくなります。

これまで子供子供と思っていた子達が、社会に出て独り立ちして自分一人の足で歩き前に進まなければならない……そんな後姿を祈る気持ちで見送る親御さんたちの気持ちが、心が痛くなる程よく分かります。

フレーフレー新人達。
新しく時代を切り抜いていくのは、君達の「若い力」です。
頑張って下さい。
おじさんからのエールを送ります。

by 万次郎

掲載日時:2016年4月25日

選ぶサービス

先日、家具を買う為に立川のイケアに行ってきました。最近評判のスウェーデンのお店で、立川駅から徒歩で15分程、モノレールだと一駅です。大きなお店です。

着いたのが16時過ぎでしたが日本のこれまで行った家具屋さんとは随分勝手が違い、色々まごつく事が多くありました。

一階の入口を入り、そのままエスカレーターで上に上がると、右に大きなレストランが有りました。前方の通路には進行方向に矢印が有って、その順番で歩けば店内の全部の商品を見る事が出来るようになっていました。通路は少し狭く、窮屈に感じる所も有りました。

展示されている商品自体は日本の家具屋さんとそんなに変わりはないですが、例えば単身者用のワンルームや一家族の住む住居を家具一式パッケージにして、一式セットで幾らと云うような販売に力を入れているようで、とても上手な販売手法だと思いました。

店員さんの商品説明や接客はヴェテランという感じはありませんでした。一生懸命ですが数が少ないようで、話を聞きたくてもなかなか捕まえる事が出来ませんでした。

2時間程度買い物を楽しんだ後、出口に着いてびっくり。先に注文した伝票を見て、自分で棚から台車に乗せてレジまで運ばなければならないのです。伝票を受け取ったら自宅まで自動的に配送してくれるものと思っていたので、これは初めての経験で面を食らいました。
当日は二人で行っていたので何とかなりましたが、結構大きなサイズのものや重い物も有ったので、台車に乗せるのも大変でした。
夕方18時頃は込み合う時間帯だったようで、レジの待ち時間が一時間以上もあり、寒い日だったのでちょっとめげました。

精算をした後、配送の手続きをすれば後日届けてくれるのですが、室内まで運ぶ場合は500円、組み立てを依頼すると代金の20%程度が上乗せになるなど、サービスによって細かく費用が加算されるシステムのようです。
日本の同規模のお店の場合と比べると、サービスの内容が随分違っているようでした。

若い方はこういうサービスに慣れているかも知れませんが、高齢者の方にはちょっと馴染めず、商品を倉庫からさがすコード番号の確認や高い棚から荷物を降ろして台車に積み込む作業は大変でした。

このお店の場合は、それぞれのお客様に必要な最低限のサービスだけを提供し、他にコストがかかる場合はそれを負担して戴く方式のようです。日本のお店の場合は、ある程度そういうサービスも商品の価格に組み込まれているように思います。

余裕があれば日本のお店で、実質を選ぶならこういうお店も良いと思いました。

By 万次郎

掲載日時:2016年4月6日

春や春

今年は3月初めまでは暑くなったり急に寒くなったりで、例年より気温の変化が目まぐるしかったようです。

インフルエンザも、例年より少し遅れて拡散して現状はしばらくは小康状態に入っています。

私共の会社でも、2月末から3月初めには風邪っぴきで半分の社員が罹患して、そのうち何人かはインフルエンザの為、強制休暇の指示が出ていました。

私自身も体調が今一つ優れず、遅刻早退を繰り返して皆に迷惑を掛けてしまいました。一ヶ月程前にインフルエンザについては予防接種をしていたので、罹患しても接種をしないより軽く治まると聞いていましたが、この時の風邪はインフルエンザではなくてラッキーでした。

今回の風邪で思った事は、若い頃に比べると年を取ってからは治るのに時間がかかる事。
他の隠れていた病気も、あっちこっちから顔を出してくる事でした。

関東の桜の開花は平年から1日から3日程遅くなって、3月22日頃の予定との事です。待ちに待った桜の季節になります。
桜の花びらの舞うポカポカ陽気の春が待ち遠しいこの頃です。

by 万次郎

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掲載日時:2016年3月17日

仲良し

2月に入って、親しい知り合いがお二人続いて亡くなりました。田舎の実家のお隣のおばあちゃんと、友人のお母さんでした。

おばあちゃんは73才でした。私の父が仲人をしてお嫁にいらした時からの知り合いで、幾つになっても可愛い人でした。
いつもニコニコして、私の妹や亡くなった母とも仲良しで、妹が風邪をひいたりすると身内同様に心配して面倒をみてくれていました。

今年のお正月に帰省した折にも、散歩をしていて珍しく話す事が有って、私が「ようこさんは幸せだねぇ。子供や孫達がいつもそばにいて賑やかで」と言うと、「自分も此迄の人生で今が一番幸せだと思っている」と言われました。
その時にも、妹から聞いている私の持病の事を心配してくれて「大丈夫?大事にせんとあかんよ」と言われて、ご本人がほんの1ヶ月余りで亡くなりました。

5年前に亡くなった私の母もようこさんが大好きで、二人で良く畑で野菜作りの話をしていました。おばあちゃんを見ていると、都会には無い濃密な人の掛り合い繋がりを羨ましいと思う事も有りました。
冷蔵庫の中のビールの数もソースも先刻承知の仲ですから、親、同様かそれ以上の付き合いでした。

お葬式の時に、ようこさんの息子のお嫁さんが「母はやり抜いた」と言われていました。
家業を守り、その大黒柱になって子供達を立派に育てられ、御天道様に恥じる事は何一つなかった方です。

人にはそれぞれの生き方が有っても「やり抜いた」と言って貰える方はそんなに多くないように思います。
ようこさんの生きてきた来し方は、地位や名誉や経済力ではなくても、人生の王道だと思います。

友人のお母さんは60代に入ったばかりで、病院に入院していたのは1年程でしたが、私が見舞いに伺うといつも逆に土産をいっぱい持って帰る事になりました。
私が友人に困ると言うと、友人は「母は人に喜んで貰うのが好きなんだから、母が喜ぶようにしてやってくれ」と笑われました。
あの優しいお母さんが亡くなられたというのは感慨無量です。

By 万次郎

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掲載日時:2016年3月1日

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